「先駆者から学ぼう! お店ができるエコアクション」を開催!

背景・目的

SDGs・環境問題というワードを耳にする機会が増える中、環境のための最初の一歩を始めたいと考えているお店のみなさんと、なぜアクションが必要なのか、そしてお店としてできることを、一緒に考えるイベントを企画しました!


環境活動家の武本匡弘氏が気候危機が及ぼしている海での現状やアクションを取る必要性を語り、そのあとmymizu給水パートナーのお店 la clartéとhaishop cafeがどんなエコアクションをお店やビジネスで取り組んでいるか共有いただきました。

イベント内容

  1. 基調講演:気候危機・海洋環境の現状(環境活動家・プロダイバー、エコストアパパラギ設立者 武本匡弘氏)

  2. サステナブル、そしてユニークな取り組みをしているmymizu給水パートナーの事例紹介(la clarté オーナーシェフ 松下 ひかり氏、株式会社Innovation Design/サステナブルデザイン室ゼネラルマネージャー haishop cafe 表秀明氏)

  3. パネルセッション:お店としてできること・アクションに繋げよう (全スピーカー)

  4. Q&A


パネルセッションとQ&A内容

  • お店としてサステナブルなアクションを始める際に直面した課題の有無、そしてあった場合、どう乗り越えたか

  • サステナビリティについて発信・コミュニケーションをするポイント

  • 環境に取り組むに当たってコスト面はどう考えている

  • 環境に取り組むお店にして、よかった!と思った瞬間は?

  • やりたいエコアクションがたくさんある中、どこから始めれば良いのか、どのように計画していくべきか

  • グリーンウォッシュ・SDGsウォッシュにならないようにはどうすれば良いか

  • チーム内や周りと環境に取り組むことに対する熱意の温度差

基調講演

★ 気候危機・海洋環境の現状、そしてアクションの必要性 ★

環境活動家・プロダイバー、エコストアパパラギ設立者 武本匡弘氏

mymizuがローンチして間もないうちに給水パートナーとして登録してくださったのが神奈川県藤沢市のエコストアパパラギ。30年以上プロダイバーとして活躍してきた武本氏は長年の海での経験から、まずは陸での生活を見直さなければ!という強い思いでエコストアを設立。

使い捨て消費をやめ、プラスチックに囲まれた生活を見直し、人と地球に少しでも負荷をかけないライフスタイルを提言するお店をオープンした。地球に優しいグッズの販売に加え、「ネイチャ-セミナー基礎編・実践編」や環境ドキュメンタリーの上映会なども実施している。

ゲストスピーカー

★ お店としてできるエコアクション 事例紹介 ★

薪火の見えるレストランla clarté オーナーシェフ 松下 ひかり氏

地元の薪を使用したオーブンでの料理を堪能できる福井県坂井市のla clarté。オーナーシェフの松下氏はSDGsの第一歩としてmymizuの給水パートナーに登録。

給水パートナーとして登録した後、次は国産の間伐材を活用した割りばしに目をむけたりし、普段の生活で感じる疑問などを基に自分に今できることを取り入れる姿勢を持ち続けてきた。工夫に溢れたレストランとなり、la clarté はミシュランガイドのグリーンスターも獲得している。

株式会社Innovation Design/サステナブルデザイン室ゼネラルマネージャー、haishop cafe 表秀明氏

神奈川県横浜みなとみらいにあるhaishop cafeではわずかな傷によって廃棄されていたイチゴを使用したかき氷、形が少しだけ規格に合わないパンをトースト、地元の農家さんが育てた野菜など、それぞれがストーリーを持った食材がたくさん揃っている。

0からSDGsや持続可能性について学ばれた表氏は既存の事業に取り入れられる活動から少しずつサステナブルな方向に舵を切り、行動を起こし続けている。

店舗の運営全体においても社会や環境に配慮した取り組みを行い、haishop cafeは日本サステイナブル・レストラン協会 (SRA-J) の加盟店であり、協会より日本初の3星を獲得している。

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