高校生・大学生向けのイベント Campus Changemakers Summit 2023を開催

 

「自分の通う学校をより環境に優しい場所にしたい...」

 
 

mymizuはそんな想いや熱意を持つ高校生・大学生を対象としたイベント「Campus Changemakers Summit 2023」を開催しました。本イベントは、東京大学GX学生ネットワーク(以下、GXSN)と共催し、東京大学駒場キャンパスで、約30名の学生が参加しました。

 
 
 
 

本ブログでは、このイベントが開催された背景や、様子をご紹介します。

本イベントのきっかけは、mymizuがGXSNに所属する大輝さん、マヒさんにインタビューをしたことです。2人は、「マイボトルに給水することを当たり前にし、ペットボトルの消費量を減らす」という想いのもと活動し、2年もの歳月をかけながらも駒場キャンパスに13台のウォーターサーバーを設置することに成功しています。そんな2人が、繰り返し話していたのは「キャンパスのサステナブル化に取り組む学生と繋がりを持ち、アイデアや直面した課題を共有して、今後のさらなる活動に生かしたい」ということです。mymizuも「現在取り組んでいるプロジェクトに対してアドバイスが欲しい」といった相談を学生からたくさんいただきます。そこで「学生同士がアイデアを共有できる場をつくろう!」という考えになり、イベントを企画しました。

それでは、イベント当日の様子を紹介していきます。

今回は、学びと実践の両方を一度に経験することができるよう、「Introduction、Sharing、Co-Creation、Closing」の4部構成で実施しました。

第1部:Introduction

mymizuのRobinがオンラインで参加し、mymizuの誕生のきっかけや、環境問題に取り組む必要性などについて話しました。

その後は、グループに分かれて自己紹介タイム。年齢も国籍、学校も様々な中で、グループ内で共通点を3つ探して、チーム名を決めるというワークをやってもらいました。

 
 
ブレインストーミング
 
環境問題
 
 
 
 

第2部:Sharing

参加者の中には、すでにプロジェクトに取り組んでいる学生も...そこでプロジェクトの内容や今後の展望などについて、ピッチを行ってもらいました。そのうちの一つを紹介します!

PE² 容器持参型マイボトル自動販売機

高校生2人によるプロジェクト。全国の高校に自分の好きな飲み物をマイボトルに注ぐことのできる自動販売機を設置し、マイボトルに給水するということを当たり前にしたいという想いのもと活動しているそうです。

 
 

PE² 容器持参型マイボトル自動販売機について発表する発案者2人

 
 

第3部:Co-Creation

今後のアクションにつなげるためのグループワークでまず以下の4つについてブレインストーミングを行いました。

「①どうしてごみを減らす必要があるのか、②キャンパスではどんなごみが発生しているのか、③そういったごみ問題への最悪なアプローチの方法、④キャンパスで発生するごみを削減する具体的な方法」です。

そして、最後に「キャンパスで発生するごみを削減する方法」をグループごとに発表してもらいました!30分という短い時間で考えたとは思えないほど、ユニークなアイデアがでました。

 
 

食品ロスに関する発表するグループ

 

イベントで使用した紙はすべて裏紙を利用

 
 

学校で排出される紙ごみを削減するアイデアを発表するグループ

 
 

学校で使う消しゴムをプラスチック製のものから天然ゴム素材のものに変えてプラごみを削減しようと発表するグループ

 
 

第4部: Closing

 
 

最後は、Robinにまとめの言葉を話してもらいました。

「今日みなさんが考えたアイデアや得た繋がりをイベントが終わっても大切にしてほしい。これで終わりではなく、今日がスタートライン」

このロビンの言葉通り、イベントが終了したあと、お互いのアイデアや環境問題に関心を持ったきかっけなどについて参加者同士で話し込む姿が見られました。

すでに環境問題に関心を持って行動している学生同士が出会い、繋がることができる機会となったようです。

今回構築された繋がりは、より多くの仲間と共に環境問題に立ち向かい地球を守るための新たなムーブメントのはじまりになるはずです!このような教育プログラムの実施に向けて今後もmymizuでは教育機関やコミュニティと共創し、より多くのユース世代の活躍を支えていきたいと考えています。

Campus Changemakers Summit 2023に参加してくださったみなさんありがとうございました。

 
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