身体にも環境にも優しい水分補給のすすめ
mymizu Blog Series「エコへの第一歩 with Kanae」
当シリーズは、mymizuメンバーの長谷川佳苗と一緒に環境問題、そして私たちがすぐにでもできるエコ活動について学び、新しいライフスタイルへの第一歩になることを目標としています!
お水、たっぷり体に巡ってますか?
生きていくのに欠かせない水。
私たちの体の60%以上を構成している水。
人間は何も食べなくても一ヶ月は生きていけるけど、水がないと1週間で死んでしまいます!
食事の栄養バランスには気をつけていても、水分摂取量はあまり気にしていない、という方は意外と多いのではないでしょうか。
体内に栄養や酸素を運ぶのは血液です。
十分な水を含んだサラサラの血は代謝を活性化し、体温を正常に整え、筋肉を柔らかくし、老廃物の排出を助けてくれます。逆に水を飲まないと内臓の働きが滞り、筋肉はつりやすく、お肌もカサカサに。おまけに便秘にもなるし、むくみやすく疲れがたまりやすい身体になってしまいます。
水を飲む量一つでこんなに体に変化が訪れるなんて驚きですよね。
健康状態が良好な人は汗、尿や便として1日の生活の中で、約2〜2.5リットル相当の水分を排出しています。なので1日の生活の中でもそれと同じぐらいの水分を飲食物から補給する必要があります。
熱中症と水中毒と新型コロナ
特に今年は新型コロナウイルスの予防でマスクを着用しているため喉の渇きに気づきにくかったり、マスクを外すことを遠慮して水分補給が十分にできず脱水や熱中症になりやすくなっている可能性があります。
また、熱中症以外にも注意しなくてはいけないのが「水中毒」です。
水中毒というと少し怖く聞こえますが、水に危険な毒素が含まれているというわけではなく、水を大量に飲むことで血液中のナトリウム、つまり塩分が薄まってしまっている中毒状態のことを言います。
基本的に塩分の摂取量が多い日本人は普通に食事を取っていればナトリウム不足になることは少ないと言われていますが、ダイエット中や夏の暑さで食欲がでないといった理由から食事を抜いて水分ばかり摂取していると低ナトリウム血症が引き起こされる可能性があります。
新型コロナの対策にはこまめな手洗いとマスクの着用。
そして、熱中症の対策には喉が ”乾く前に” こまめな水分補給と大量に汗をかいた時は塩分補給も。
水中毒の対策にはこまめな電解質入りのスポーツドリンクの摂取が最適です。他に「塩飴」「梅干し」なども効果があります。
※自家製スポーツドリンクのレシピはこちらから
水をたくさん飲むようになってよかったこと!
私も実際に1日2〜3リットルの水と適度な塩分を摂るようになってから、多少脂っこいものを食べても胃もたれをほとんどしなくなりました。
また口が寂しくなったらひとまず水を飲むことでお腹も膨れて、無駄な間食も減ったのは嬉しい変化でした。
水を意識的に飲むようになってからトイレに行く回数も格段と増えました。
それだけ体の中にキレイな血液が絶えず循環していて、無駄な老廃物も排出できているかと思ったら気持ちがいいものです。
水飲み習慣をつける7つのコツ
いいことづくめの水飲み習慣。
ここからは私が実際に実践して効果のあった水をたっぷりこまめに正しく飲む習慣をつけるコツを紹介します!
ただ、このコツを生活に取り入れる前に気をつけて欲しいのはガブ飲みをしないこと。一度にたくさんの水を飲んでも身体が吸収できる量は限られているので、それ以外は身体を通過するのに余計に体力を消耗する原因になります。
大切なのは飲む量ではなく飲む回数を意識的に増やすことです。
1. お気に入りのマイボトルを常に持ち歩く
家の中でも持ち歩く。そして目に見えるところに置いておく。
ただのボトルではなく”テンションの上がる”ボトルを持つのがポイントです。
私は今使ってるマイボトルが好きすぎてスマホを忘れることはあってもマイボトルを家に忘れて出かけたことは一度もありません。それくらい愛着のわく相棒を肌身離さず携帯していると水分補給も楽しくなります。
2. 大容量のマイボトルを選ぶ
大きい容量のマイボトルは自分の飲んでる水の量がトラッキングしやすくておすすめ。
お気に入りのマイボトルの容量がもし750ミリリットルだったら2〜3回リフィルすればオーケーなど、自分が普段使っているボトルで何杯分飲めばいいのか把握していると十分な量の水分が補給できるようになります。
外出先で給水するときには日本国内だけでも6,500+箇所、世界各地で約20万箇所のの無料で給水できる場所を探せる、mymizuアプリをご活用ください!
3. 朝コップ1杯の水を習慣にする
寝ている間は想像以上に水分を失っています。それを補うためにも朝の水分補給はとても大切です。朝一番に水をちゃんと飲むと、その後一日中絶えず水分補給をする習慣がつきやすくなります。
そして特にオススメなのが朝の白湯です。朝に暖かいお湯を飲むと、内臓の働きが良くなり、快便が促され快調に1日を始められますよ。
4. スポーツドリンクをつくる
熱中症や水中毒(低ナトリウム血症)対策には自家製スポーツドリンクがオススメです。自家製スポーツドリンクを作れば、自分の好みや気分に合わせて味を調整できるし、マイボトルに入れることでペットボトルの削減にも繋がるので、楽しみながら地球に優しい方法で水分補給ができます!
mymizuチームのメンバーも飲んでいる美味しい自家製スポーツドリンクのレシピを是非ご活用ください!
ちなみにコーヒー、紅茶、栄養ドリンク、コーラ飲料などに含まれるカフェインには利尿作用があるため、水分補給のためには向きません。
5. ゲーム感覚で水分補給
職場、家族、友達の中で誰かが水を飲んだら、自分もみんなも飲むというルールを作ると周りを巻き込んで楽しく水分補給ができます。
また、SNS上で展開されている、#2lchallengeに友達と参加するのもモチベーションが高く保てそうです。2L チャレンジはシンプルに「毎日水を2L飲む」というだけのルールなので、SNSで友達をタグ付けしてお互いに刺激し合いながら参加してみてはいかがですか?
6. 運動する習慣をつける
運動する習慣をつけると自然と喉の渇きにも敏感になります。
体の中の水分は、主に筋肉に蓄えられるので運動不足で筋肉量が減れば、それだけ水分をためにくい体になってしまいます。また、運動不足で汗をかく機会が少ないと、暑くなってもうまく汗をかけず体温調整ができなくなる恐れがあります。普段から適度な運動を続けて、程よく汗をかく習慣をつけましょう。
また、運動後には4.で紹介した自家製スポーツドリンクを飲むのがオススメです!
7. 水の飲み比べをしてみる
特に水道水が美味しいと言われている日本。水を飲むことを義務と思わず、口の中で変化する水の味や舌触りを楽しみながら飲んでみましょう。
mymizuのアプリでは公共施設やお店以外にも湧き水を探すことができるので、水の飲み比べをしてみても楽しいかもしれません。
毎年厳しくなっていく夏の暑さ。
地球温暖化が今後も進んでいく限り、この暑さももっともっと加速化していきます。
これからも快適な夏を過ごしていくためにmymizuコミュニティと一緒に水分補給もしっかりしながらCO2とペットボトル削減にも取り組んでいきませんか?
mymizuアプリに登録されている給水スポットで給水すると、自分とmymizuコミュニティ全体のペットボトル削減本数、CO2の削減量、節約金額そして水分補給量をトラッキングできます。
資源や環境の保護に自分、そしてmymizuコミュニティー全員がどれだけ貢献できたのかを、具体的な数値で見ることができるのであなたのモチベーションに火をつけてくれること間違いなしです!
あなたも環境問題の解決に貢献しませんか?
ひとりひとりが協力して行動を起こせば大きな変化が生まれます。
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【メンバー紹介:長谷川佳苗】
四六時中エコなことを考えている「エコフリーク」なわたしはみなさんが自分のためにも環境のためにも持続可能で健康的なライフスタイルを送るヒントを見つけるお手伝いをできればと思い、当ブログを書かせていただいています。地元名古屋から始まった地球に優しい生活への旅。これまでゴミ拾い、ビーガンピクニック、ヨガ、気候変動に関するプレゼンテーションなどのイベントを企画して、350名以上の方と関わってきました。また、政府に気候変動への取り組みを訴えている国際的な団体Fridays For Future Nagoyaの主要メンバーも務め、元アメリカ副大統領のAl Gore氏主催のClimate Reality Leadership training を受講し気候危機に関する知識も深めてきました。環境問題について話すことが「意識が高いこと」ではなく当たり前になる社会を目指して、オーストラリアから情報を発信していきます!