「給水が当たり前」で 宮古島の海を綺麗に 立ち上がったのは小学生

 

「ペットボトルごみを減らして綺麗な海を守りたい。」そんな思いから行動を起こしたのは、レオクラブに所属する小中学生。mymizuと共創し、宮古島で、無料で飲料水を提供していただける給水パートナーを増やすべく活動しています。

レオクラブは、社会奉仕活動や課外活動を通じて、宮古島に住む子どもたちに成長や学びの機会を提供している団体・ライオンズクラブ宮古島と宮古島市役所のサポートのもと、定期的にビーチクリーンや道路清掃などを行っています。

 
 

給水を当たり前に mymizuとコラボ

 
 
 
 

何度もビーチクリーンを経験していく中で、子どもたちが気づいたことがありました。それは、「ペットボトルごみの多さ」。その原因は「宮古島にポイ捨てが多い」ことだと考えました。

「ごみを減らすために、自分たちにできることはないか」と調べて出会ったのが『mymizu』でした。

「mymizuアプリを利用して給水を当たり前にすれば、ペットボトルを買う人が減り、ごみも減らすことができる」と確信し、 まずはmymizuを知ってもらおうと、レオクラブのYouTubeで子どもたちが給水パートナーに登録しているホテルを訪れ、給水する様子を発信してみました。

さらに「mymizuについてもっと知りたい」と思った子どもたちがmymizuにメッセージを送り、子どもたちとmymizuのコラボがスタートしたのです!

まずmymizuとレオクラブがzoom上で初めて対面。mymizu共同代表ロビンとメンバーのあゆみがmymizuの紹介を行い、子どもたちはmymizuの活動や仕組みへの理解を深めました。さらには、宮古島にmymizuを広めるためのアイデアを一緒に考えたり、必要な資料の提供をしたりするなどのサポートを行ってきました。

 
 
 
 

『水分補給の革命』宮古島で給水を広めるために

 
 
 

その後、子どもたちが取り組んだのは、チラシを配布したり、お店を直接訪れたりしてmymizuの宣伝をすること。宮古島に登録されている給水パートナーの数を調べると、わずか6カ所しかないことが判明したからです。宣伝のおかげですぐに、3店舗が新たに給水パートナーに登録してくれました。

「子どもたちの素敵で可愛いプレゼンをきっかけにmymizuに興味をもった」お店からはそんなコメントが届きました。

またレオクラブは「持続可能な宮古」の実現に向けたアイデアや思いを市民が発表するイベントである『せんねん祭』に参加しました。

『水分補給の革命』

子どもたちが発表したキャッチフレーズです。

活動を通して実現する目標として
1)2024年2月までに給水スポットと給水パートナーを100店舗に増やすこと、
2)より多くの人がペットボトルを買わずにマイボトルに給水するようになること
を掲げました。

「マイボトルを持ち歩くことによって『水分補給の革命』というキャッチフレーズを広めてほしい。お店の人は給水パートナーに登録してください」とせんねん祭の参加者や宮古島の人々に向けて協力を呼びかけました。

 
 
 

誰もが参加できるプラットフォーム mymizuと一緒に

mymizuは「誰もが参加できるプラットフォーム」。様々な人、団体、企業などと協力しながら「給水で、サステナブルがあたりまえな世界」を作りたいという思いをもっているからです。mymizuアプリを2019年9月にリリースしてから口コミを通じて、無料でお水を提供する給水パートナーの輪が広がり、現在は2300カ所に増えました。ユーザーの方が自分の好きなカフェや飲食店に給水パートナーに登録するよう促してくれたり、mymizuの取り組みに共感してくれたお店が登録してくれたりするからです。

自分たちだけで、一つひとつ新しい給水スポットを設置するとしたら、それだけで莫大な費用と時間がかかります。さらには今行っている若い世代を対象にした教育活動や、企業や自治体のように幅広いパートナーと、より多くの人を巻き込んで実施する活動に至っていなかったかもしれません。mymizuは、社会全体の意識を変えるには、同じ思いを持つ人や団体、企業が手を取り合い取り組む、「共創」こそが非常に重要だと考えています。

今回は、レオクラブのような若い世代と協力して「給水が当たり前の宮古島」を創っていくべく活動できることはとても光栄です。

 
 
 

レオクラブのみなさんが給水する姿をYouTubeで見てすっかりレオクラブのファンになったmymizuのロビンとあゆみからの感想を紹介します。

「クリエイティブで元気いっぱいのレオクラブの皆さん。宮古島の課題を解決すべく活動することができているところが素晴らしいと思います。『自分たちにできることは何か』と考え行動を起こした皆さんとコラボできたことがとてもうれしいです。このように『ペットボトルごみを減らしたい』と同じ課題意識を持った人や団体が協力していくことで、社会を変えていくことができるのだと思います」(ロビン)

「これからを担う世代のレオクラブの皆さんと一緒に活動できたことをとてもうれしく思います。エネルギーとパッションにあふれる皆さんにたくさんの勇気と元気をもらいました。給水が当たり前で、1人1人がマイボトルを持っている宮古島を実現できるようmymizuも一緒に頑張っていきます!」(あゆみ)

 
 
 

レオクラブ×mymizuの事例のように、私たちととともに社会へポジティブな変化を起こしたい方は、ご連絡をお待ちしています!

 
Eri Murazumi